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スマートショッピングが提供しているクラウド型在庫管理システム「SmartMat Cloud」について、システムの特徴や機能を詳しく解説します。
クラウド型の在庫管理システム「SmartMat Cloud」は、スマートショッピングが提供している在庫管理ツール「スマートマット」と連携して、在庫状況の各種データをクラウドで管理できるサービスです。製造業や卸業、物流業といった業種だけでなく、オフィス業務や医療業務など、さまざまな業種に対応していることが特徴です。
インターネット経由でクラウドへデータを保存できるので、スマートマットのほかに専用機器や特殊環境を用意する必要がなく、スムーズに在庫管理システムを導入しやすいことも魅力といえるでしょう。
SmartMat Cloudによる在庫管理の流れは、A3~A5サイズの計測器であるスマートマットの上に製品を載せることで、重量変化を検知して在庫の減少を管理するというものになります。事前に対象商品の重量をスマートマットへ記録させておくことで、自動的に在庫変化をデータ化してくれるため、在庫状況を確認するためにスタッフが特別な作業を行う必要がありません。
スマートマットは1~100g単位での計測が可能になっているので、固形物だけでなくさまざまな液体の残量確認にも活用できるほか、複数台のスマートマットを併用すれば1tの商品重量も計測できるため、多種多様な業種の在庫管理へ応用可能です。
スマートマットで自動的に残量を検知して、そのデータをクラウドに保存できるだけでなく、在庫量があらかじめ設定しておいた基準値を下回った場合に、自動的に発注処理を進められる点も見逃せません。
発注方法もメールやFAX、Amazonなどと連携したWEB発注に対応しているほか、タイミングや発注量も好みに合わせてカスタマイズできます。
菓子製造やお弁当などの製造販売を手掛けている「harapecolab」では、お菓子の乾燥剤やグラシンカップなど、さまざまな備品や資材を人の手で一つひとつ管理していました。しかし、毎週1,000単位の在庫管理を行っていると、数え間違いのミスを誘発するリスクがあったことから、「SmartMat Cloud」を導入。SmartMat Cloudの導入後は、重量でも在庫管理を行えることから相性もよく、資材の在庫数をメールにて通知してもらえるため、在庫管理の工数を大幅に削減できたようです。
歯科医院を運営している「株式会社XLUTCH」では、グローブや麻酔液、ブラシなどといった医療用消耗品を自社倉庫にて管理しています。しかし、年に1度の棚卸の際に1点ずつ数えて、手書きによる管理を行っていたため時間と人手不足という課題がありました。そこで、棚卸作業を効率化するために、「SmartMat Cloud」を導入しました。導入後は、パソコンやタブレットで在庫管理を行えるようになり、在庫量も自動測定可能となったことでスタッフの負担も減ったようです。専用マットによる自動測定は、特に実用性の高いサービスだといえるでしょう。
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